秋めいてきました

今日の活動

生活介護

 午前:作業(木工・空き缶・クッキー・弁当配達)

 午後:カレンダー作り(ストーンアート・台座作り)   


お弁当配達班のメンバーが、

自分でドアを開けしめするのがまたいちだんとじょうずになっていました。

お弁当を取り出すために、後部ドアの開け閉めも、ひとりでできています。

ささいなことかもしれませんが、支援者はなんでもしてしまうクセがありますので、

ドアをあける、ドアノブに手をかける、ぐっと力をいれてドアをひく、

などの行為を、

おもてなし、或いは丁寧に誘導することが先に立ち、

「どうぞ」といわんばかりにやってしまうことが多いのです。

毎日の積み重ねで、ドアをあけるこつをつかんだりすることも

その人が手に入れることのできるだいじなちからになると思っています。





午後のストーンアートでは、石に色をつけていきました。

見本をみて、小さな石に線を上手に描く人。

その隣には、ちょんちょんとペン先を石にあてて、色をつけている人。

片方の手をそえた方が描きやすいよと、職員はやさしく声をかけ、

色をつけていきました。

見ているだけ。が多かった人も何度もやっているうちに

自分で色をぬることができはじめていました。


「こだまさんに通うようになって、手先がとっても細かくなったように感じます」

とあるお母さんからいわれたことを思い出しました。

毎日の何気ないかかわりが、実を結ぶことにつながるように。

みんなによりそって活動していきたいと思います。