小さな変化を見逃さない・・・

 今日は昨日とうって変わって曇り空。それでもこだまは運動公園にウォーキングに出かけました。というのは名ばかりで、実は栗やアケビを取りに出かけました。先日、ホームヘルプで余暇支援のサービスをしていた職員が運動公園の外周の山に栗やアケビがあったのを見つけ、今日の活動に計画していたのでした。

 山の道を行くと、少し奥まった高い小枝にアケビの実がついています。早速身軽な職員がエイ!とジャンプして次々と取ってきました。小さいのもあわせると20個ほどの実が採れました。


 午後は男性チームはプール。女性チームはおやつ作りをしました。今日のおやつは大学芋とスイートポテトを作りました。今日はいつも見ている利用者も包丁を持たせ職員が一緒にザク、ザクと薩摩芋を切って準備しました。みんなやればできる、できる力をもっていることを今回も思い知らされました。

 できたての大学芋と、スイートポテトをマイフォークを持ってみんなでいただきました。熱くてすぐに口に入れられない利用者もいて、ふーふーしながら食べました。みんなに好評で次々と手が伸びていきます。今日はお芋だからいっぱい食べてね、と職員も次々と口に入れていきます。こんな食べ方をしたら、みんな満足したのかまだ沢山あるのに手が伸びなくなってしまいました。活動にも満足、食べるのも満足した結果なのでしょうか。

 そして今日お知らせしたい出来事が、この後起こりました。職員の一人がコップを拭いて机に並べているとある利用者が寄ってきました。一緒に遊んでよー・・・と言わんばかりです。そこで、職員が『コップをしまって』と言うと、ニコニコしながらコップに手を出し、コップがしまってある食器棚に一個一個と置いていきます。コップをしまうお手伝いをさせることなど考えたこともなかったのに、本人はみんなのするところを見てちゃんと理解していたようです。満足して気持ちに余裕ができたのでしょうか、職員の何気ないさそいをちゃんと受け止め自分の力を示してくれた利用者に拍手を送りたいと思います。小さな変化を見逃さない職員でありたいと思います。

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