自己主張

毎日変わった様子を見せてくれるこだまの利用者の人たち。今日もあっと驚く出来事がありました。

今日の活動は、先週のちまき作りがあまりにも良くできたので、もう一度やろう! と午前中に笹を取りにいって午後からみんなでちまきづくりをしました。

 午前中の活動では、笹取りに山に行くグループとこだまの近くを散策するグループに分かれました。

笹取りグループは気合いが入っていて、自宅から長靴、長袖を準備してやる気満々。その甲斐あってか、車を止めた道路の路肩で十分過ぎるほどの量の笹を短時間で取ることが出来ました。

  散策グループは嫁島公園に行ったということでしたが、時間になったので帰ろうと声をかけると、1人の利用者が今までにないような激しい抵抗を見せたそうです。その姿は『まだ、ベンチに座っていたよー』と訴えているかのようだった、と一緒にいた職員から報告を受けました。そういえばここのところ、いろいろな場面で積極的な動きが出ています。「こんな事も出来たんだ」とよく職員同士で話し合う事があります。

 これまでのこだまの利用者は、職員に促されて動いたり、手を引かれて動いたりする場面が多かったのですが自分で、行動出来るように、なるべく手を引いたり何回も行動を促したりするやり方を改め、丁寧な言葉かけで自主的な行動が出来るように取り組んでいます。

 今日の利用者の抵抗も、こうした職員の思いが通じたのかもしれませんね・・・。

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