こだまの職人を紹介します(その1)

 先日から始まったモーターカーの袋詰め作業では、それぞれの利用者が職人のような働きを見せてくれます。

今日で注文の1000個の半分500個が出来上がりました。今回から何回かに分けてこだまの職人達を紹介していきます。

 最初に登場するのは輪ゴム入れ職人です。この仕事は、モーターカーの作業の取りかかりの大切な作業です。ナイロン袋の中に

輪ゴムを1本入れる作業です。この作業をしているのは普段なかなか動きの少ない利用者に一緒に出来る作業はないかな・・と

ナイロン袋を空けて輪ゴムを入れてもらったら、次から自分でナイロン袋を取ってヒラヒラヒラヒラと顔の前でかざし、

難しいナイロン袋の口を見事に開け、正確に輪ゴムを1本入れるのです。そして決められた箱の中に積み上げて行きます。

その信頼度たるや、120パーセントです。

 その姿を見たこだまの職員達は、口々に『えー、すごい』『できるンだー』と。職員が気づかなかった本人の力を

作業を通じて見せつけてくれました。鈍感な職員達、しっかりしろー、とも気づかせてくれた有り難い職人さんの誕生でした。