平原公民館と市バス

ほんそご

一日:平原公民館で春の八雲を楽しもう!

生活介護

午前:1)バスに乗ろう!

   2)温泉卵を作ろう!(玉造)

   3)ポレポレ弁当配達

午後:1)クッキー

   2)木工

   3)空缶つぶし

   4)バスへ乗ろう!

気がつけばゴールデンウィークに突入です。

お正月の餅つき大会をしたような気分がまだまだ残っているのに・・・。月日が経つのは早いものですね。


さて、まずはほんそごの活動報告です。

今日は一日、八雲町の大自然に囲まれた「平原公民館」でゆっくりのんびりと過ごしました。外はあいにくの雨でしたが、公民館は全室貸切だったので室内鬼ごっこや畳の上でのマッサージ体操をして楽しく過ごせました。

みんなの願いが八雲の神様に通じたのでしょうか?

途中、雨も上がり、八雲の神秘的な自然に囲まれながら

散策も楽しめました。

平原公民館のおかげで心身リフレッシュができたと思います。



さてさて生活介護の、今日の企画は「バスに乗ろう」でした

通常はバスに乗っておでかけをすることが目的です

今回は目的地にいき、楽しむことが目的ではなく、

「バスに乗る」こと自体が今日の活動の目的です

これから、移動支援などを利用されているかたのために。

というのが企画のはじまりでした。


小グループで午前・午後にわかれて出発しました。

嫁島近辺よりバスに乗車して、松江駅に。

30分の自由時間があり、またバスにのってこだまに戻る計画です。

バスに乗るためには、いろんなことを覚えなくてはなりません。

でも、バスの乗っておでかけすることが楽しいものであってほしい。

そこでみんなには、ひとりひとつずつ目標を決めて活動することにしました。


ある方の目標その1

「見通しをもっておでかけする」

 おでかけ用のスケジュールボードをもって、どこで何をするかを自分でわかるためのものです。

またある方の目標その2

バスカードを自分でカードリーダーに通す」

 職員が全部してしまうのではなく、自分でできることを自分でやる!職員は難しいところだけ、手をささえたりしながら見守ります。

またまたある方の目標その3

「バスの運転手さんにあいさつしよう」

 バスに慣れている人向けの目標です。あいさつがあるとお互い気持ちのよいものです。

さらにあるかたの目標その4

「自販機にお金を自分でいれて、ジュースを買おう」

目的地の松江駅で、ジュースを買う計画にしていました。

お金を一枚ずついれるのも、本当にたいせつな経験です。

帰ってから

 職員がうれしそうに報告してくれます。

 「上手にあいさつされましたよー」

 「買ったジュースをうれしそうに握っておられましたよ」

 「降りるときのステップがこわそうだっけど、最後まで自分ひとりで降りられました!」

こういった経験がいつか花開き、彼らの社会生活の幅がひろがっていくことを期待しています。


明日は「昭和の日」。家族のみなさんとの時間を楽しんで下さいね。また、明後日、元気な笑顔でお会いしましょう。