Xmas製品の配達から学んだこと

ほんそご

午前:カレンダーづくり

午後:原子力館へ行こう!

生活介護

午前:1)木工

   2)カレンダーづくり

   3)ポレポレ弁当配達

午後:1)クッキー

   2)カレンダーづくり

   3)木工

   4)Xmas製品配達


『2014こだまXmas製品』期間も残すあとわずかとなりました。

ほんそごのセメント鉢、生活介護のクッキーにスタンド鉢と

全てのXmas製品がたいへん好評で

一部製品を除いては目標販売数を上回る勢いです。

これも日頃からNPOこだまの活動に応援をしていただいている

みなさまのお力添えによるものと心より感謝を申し上げます。

本当にありがとうございます。


今日はXmas製品の配達のある風景をご紹介します。


先週より、毎日のようにメンバーが交替でXmas製品を

お客様のもとへを直接、手渡ししています。

ある人は、本人が週4で利用している地元の生活介護事業所へ

片道30分かけて配達に向かいました。

到着すると、玄関先では利用者とスタッフのみなさんが拍手をもってお出迎え。

自然と笑顔が広がるそのメンバーと他のXmas配達メンバーたち。

そのメンバーが注文製品を代表者の方に「ありがとう。」と

手渡しすると、その様子を暖かく見守っていたみなさんから

「こちらこそ、ありがとう!」という言葉とともに暖かな拍手が送られました。

照れながらも最高のうれしそうな笑顔を見せてくれた男性メンバーと仲間たち。

帰りの車中では、配達隊員4名の心がポカポカと幸せ気分でいっぱいになり

会話がつきませんでした。


また、配達隊の中に寒さが苦手な女性メンバーがいます。

出発前には「はい、私がお客様にお届けします。」と笑顔で車に乗り込むのですが

いざ、現地に到着すると、寒さと照れからなのか、なかなか車から降りられませんでした。

実際に荷物も重く持ちにくかったという理由もあったのかもしれません。

そこで、そのメンバーが意欲を持ってできる担当のお仕事を考えてみました。

そうです。『ありがとうカード』をお客様に手渡しする仕事を提案してみました。

すると「うん、私はがやるよ!」とすぐに受け取り

今までにはあまり見た事のないような勢いで、玄関先へと向かいました。

そして、お客様へと直に手渡しをしました。

「ありがとうございます。素敵なカードですね。大切にします。」

と受け取ったお客様は、とても喜ばれました。


このように毎年のこだまXmas製品販売期間中には

作る事の意欲や楽しさだけではなく

配達のお仕事を通しての人々とのふれあいや楽しさを実感することができます。


本当に大きな大きな経験をこだまの利用者、そして職員が体験しています。

今年のXmas製品の販売期間もたくさんのドラマがありました。

残るとこ、あとわずかです。

最後まで気持ちを込めて製品づくりと製品配達を全員が一丸となっておこないましょうね。