「こだま探検隊」第2弾

ほんそご

午前:散策(松江城

午後:庭の手入れ

生活介護

午前:山の果実採り(玉造史跡公園)

午後:1)クッキー

   2)木工


川上隊長率いる「こだま探検隊」の事をご存知でしょうか?


あれは今から一年前。忌部空山の城床山へ探検に出かけたのが

「こだま探検隊」の歴史のはじまりでした。

今回はその第2弾です。場所は「玉造史跡公園」です。


目指す獲物は、『山の果実』であり、川上隊長の至上命令でありました。

し、しかし、等本人の川上隊長は他の部署に応援のため不在であり

この重要な責務を私たち探検隊が担うこととなりました。


史跡公園の駐車場で「出陣式」が行なわれました。

みんな気合いに満ち満ちた表情で「エイエイオー」と気勢をあげて出発です。

頂上に着くとすぐに『山の果実』探しが始まりました。


「おおおおお~」

と大きな声が山頂にこだまします。


「山の果実を見つけたか~。」

と他の隊員が全員、声の方向に振り向きます。


「け、けむし~けむし~」

泣きそうな声で○○隊員が報告をしてくれました。


一時退散を余儀なくされる「こだま探検隊」です。

しかし、一度や二度の失敗でへこたれるような柔なチームではありません。

もう一度、果敢に山の奥地へ進んで行きました。


しばらくしてから、前方に何やらオレンジ色の光が見えるではありませんか?


「ぬぬぬうぬぬうぬぬ!」

あ、あれは」、もしや、山の果実のチャンピオンと呼ばれている枇杷びわ)では?

間違いなく枇杷です。やりました!「こだま探検隊」が枇杷をゲットです。

しかし、いくら山とはいえ

もしかしたら個人所有の大切にされている木なのかもしれません。

近くに民家がないかと見渡すと、すぐ傍に大きなお屋敷の存在に気がつきました。

玄関の中に入ると、にこやかに女性が出て来られました。


「散策でこの山に来た者ですが、たまたまその下に枇杷を見つけました。

 その立派な枇杷の木はどなたかの所有物かご存じないでしょうか?」


「あ~あ。それは私の家の木ですよ。」


「そうでしたか。急なお願いですいませんが、もし、よろしければ枇杷をいくつか採らせていただいてもいいでしょうか?」


とその女性に聞いてみると、


「いいですよ。どうぞ。どうぞ。ご遠慮なく、採ってください。ただし、足下が悪いので気をつけて採ってくださいね。」


との温かな返答をいただきました。この方との出逢いが「こだま探検隊」にとって

何よりの収穫でした。本当にありがとうございました。


その枇杷は後日、シロップを使ったおいしいスイーツに生まれ変わる予定です。

乞うご期待下さいね。