最高の昼食タイム

午前

生活介護:1)出雲空港 見学

ほんそご:1)

午後

生活介護:1)外食(加茂町 居酒屋 永和)

ほんそご:1)


「本格的な居酒屋で豪華な昼食をこだまのみんなと一緒に食べてみたいなあ。」


何気ない職員の一言でした。

「それいいですね。」

周りで聞いていた職員たちも即座に反応し、早速対象となるお店をリストアップしました。

○○職員より強く推薦がありました。

そのお店は加茂町にある居酒屋で

「人」「場所」「料理」と

3拍子そろった名店という熱弁に職員一同が心動かされて彼の意見が採用されました。

居酒屋「永和」がそのお店です。

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早速、連絡交渉をすると

「お昼は営業はしていない。」との事でしたが

理由を話すと「永和」の大将が

「ぜひ、来てください。最高のおもてなしをします。」

と快く了解していただきました。義理人情に厚い職人さんです。

永和大将、本当にありがとう。


出雲空港見学の後、いよいよ、今日のメインである昼食会場である居酒屋「永和」へ 移動しました。

到着すると、大将を筆頭にスタッフのみなさんが私たちを笑顔で出迎えてくれました。

店内に入ると日本人の和の心を体感できるような落ち着いた造りとなっており

カウンター約10席分と20畳近くの和室が私たちを出迎えてくれました。


和室のテーブルを見ると

(わあ、びっくり!)

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想像を超えた豪華なメニューがズラリとテーブルいっぱいに並べてあるではありませんか?

お造り、揚げ物、豚しゃぶ、卵豆腐、レンコン、シジミ汁と

どれから手をつけてよいのか迷ってしまうほどの豊富さです。

箸を持つ手が勢いよく料理へと伸びていき、次々と口の中へ運ばれていきました。

同時に自然と笑みがこぼれ落ちます。

広がる笑顔と笑い声が「永和」の店舗内に響き渡りました。


今までは集団の中での食事や活動が苦手で、なかなか一緒に食事がとれなかった○○さんも

永和のお店の雰囲気やご主人をはじめとしたスタッフのみなさんの温かさに安心したのか

一度も席を立つ事もなく安堵した表情でゆったりと食事を楽しんでいました。

よほどうれしかったのでしょう。その後の課題を含んだスケジュールでも

いつも以上にスピーディーにこなし表情も本当にうれしそうでした。


1時間後、全員の食事が終了し、一人一人がレジへ支払いとお礼を伝えに行きました。

この時も大将をはじめ全スタッフのみなさんが対応され

一人一人に

「こちらこそ、ありがとうございます。」

と声をかけながら領収書を渡してくれました。


そしてお別れの時。

車が見えなくなるまで、みなさん、手を降り続けてくれました。

「永和」のみなさん、本当にありがとうございました。良い想い出となりました。