間違いは誰にでもあるのです。

じめじめとした毎日が続きますね。

今日のこだまの活動は作品作り。

約12cm四方の木に穴を開け、そこに植物を植えて・・・というなんとも可愛い癒される作品をつくっていきました。

朝礼が始まる前、こだまのボスから体操のお兄さんへ指示がありました。

「まずは木のめんとりをして、全体をニスで塗ってくださいね。ニスを塗ったあとは新聞の上におくとくっつくから別の場所においてくださいね」と。

「わかりました!!」

元気よく返事をする体操のお兄さん、ブルーシートを敷いて作業開始!

しかしこのときはまだ間違いに気付いていなかったのです。

「めんとり」→木の面をキレイにすること

そう考えていた体操のお兄さんは「磨きましょーー!」と呼びかけて、みんなで磨いていきました。

サンドペーパーがボロになるまで磨く利用者の方、職員も負けじと頑張ります。

集中して取り組めたことで8個の木がツヤツヤになりました。

ツヤツヤになった木は午後からログハウスにてニスを塗っていきます。

いい作品ができあがるとおやつタイム。

紅茶におやつでゆっくりと休憩です。

そしてこだまに帰ると・・・

「すごい磨きましたね!めんとりだけでよかったんだけど・・たくさん磨いたのもキレイだね」

とボスからの一言が。

たくさん磨いた利用者の方は満足そう。

しかしかくれんぼが好きなおじさんから「めんとり」の本当の意味(木の角を磨くこと)を聞いて体操のお兄さんはあ然とした表情。

朝10時から16時までずっと勘違いしていたようですね。

でもたくさん磨いたからこそのツヤが出て良い作品が仕上がりましたよ。

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