続・竹取物語

朝からせわしないこだま旅館。

そうめんはこれで足りるかな。

炊き込みご飯は8合で足りるかな、とせっせと動き回る女将さん。

八雲班はログハウス風建物のこだま旅館別館にて作業開始。

若旦那はナタ、トンカチを握り締めトンカントンカン。

別館に響くトンカントンカンいいリズム。

何mもある大きな竹がパカッと割れ、中から現れたのは・・竹の良い香り。

水で洗ってさぁ本館へもって帰ろう。

よっこいしょとみんなで担いで車の中へ。

10時過ぎで考えることはただひとつ。

お昼ごはんはまだかな・・

そうめん・・炊き込みご飯・・・

お腹をグーグー言わせ旅館に到着。

旅館の班は作品作りをしてからせっせとお皿の準備。

半分に割った竹を机の真ん中へ。

そうめんを流し、全員がそろったら

「いただきまーす!」

そこで登場したのが引き立て役3人集。

たまご・ねぎ・青じそだ。

みんなのお椀にはそうめんと一緒に彼らの姿も見られる。

そして口の中へと入っていく。

今日はおかわり自由。

食べたい人は竹からどうぞのフリースタイル。

「おかわり!」とお椀を持ってアピールする方、まだまだ食べる!と竹からそうめんを取っていかれる方。

そうめん、引き立て役3人集がなくなる頃、ようやくみんなの腹の虫はおさまった。

気付けばみんながニッコニコ。

職員も一緒にニッコニコ。

そしてこだま旅館は一時休業宣言をし、通常の生活介護こだまに戻ったそうな。

                                       おしまい。