こんなほのぼのとした出会いが・・・

 昨日のことです。朝から天気が良かったので予定を変更して運動公園にウオーキングにでかけました。最近は陸上競技場の外周を3周から4周するのですが、以前は早い仲間とゆっくりゆっくり歩く仲間に別れていましたが、ゆっくり歩く利用者を、鬼のような職員が遅れることを許さず、歩きたくない、のんびりしていたいと思っても容赦なくみんなと一緒に歩くことを強要します。

 しかしその甲斐あってか、最近は歩かないという利用者もなくみんなと一緒に歩けるようになってきていました。

 ところが、昨日は歩きたくない、という利用者が1人! すると例の鬼のような職員は”歩きなさい”と後ろからせっつきます。そこに、反対から笑顔の素敵な女性が歩いてきて「がんばってねー」とエールを送ってくれました。これには鬼の職員もちょっと恥ずかしくなりましたが、その後は気分転換できたのか一気にみんなと一緒にあるきました。

 少し休憩した後もう一週歩こうと、鬼の職員はみんなを先導しはじめました。すすと案の定、もうやめるんじゃないの!と先ほどの利用者はいっこうに歩きません。何度か座り込んでしまうほどでしたが、また反対方向から笑顔の素敵な女性が歩いてきて、「がんばってー、ハイ、タッチ」と近寄って手を合わせてくれました。

 いつも歩いているので、職員とのやりとりを見ていたのでしょう。「ハイ、タッチ」の気分転換は大いに効き目があって、その後またみんなと一緒に歩きました。笑顔の素敵な女性の方、ありがとうございました。

 我々職員とのやりとりをみながら、気軽に声を勝ててくれたり、気分転換させてくれるヒントを与えてくれたり、こんな関わりが普通に出来ていくことが、みんなが街の中で普通に暮らしていける土壌になっていくのかな・・・。